ボランティアをする人には偽善者が多いと思っていた。
ある知り合いがボランティアをしようと思って市役所の説明会に行ったら、ボランティア志願者たちがとても横柄で、市の職員に対して凄く上から目線で当たっていたと聞いたからです。
下の人に対して何かをやってやっているという優越感が欲しいだけなんじゃないかと思いましたね。
でも、今日、もしかしたら純粋にボランティア活動をしている人達もたくさんいるのでは？と思ったことがありました。
今日の２時くらい、隣町で用事をすませ、近くのファミレスで少し遅い昼飯を食べていたときのことです。
ふとレジを見ると、２人の外国人が店のおばちゃんたちにマクドナルドへの道を聞いているのです。（ファミレスでマックまでの道を聞くのもちょっと失礼な話だけど（笑）
聞こえてくるおばちゃんたちの話をまとめると
・マクドナルドへの方向はあってるが、とても歩ける距離ではない。
・国道からはそれるけど、近くのショッピングセンターの中に別のマクドナルドがあり、そこなら歩いて行ける
と、いうことらしい。
基本的に僕は出しゃばらない性格なので、身振り手振りでなんとかなるだろう、と思い、ほっておいところ、いつまでたっても意思の疎通ができないようでした。
僕は昔、海外旅行が趣味だったということもあって、少しは話せたので（TOEICは750点）少し出しゃばって通訳してあげました。
外人さんがショッピングセンターまでの道を理解した時、外人さんも店員さんたちもみんな一瞬で笑顔になりました。
外人さんにもThank youと笑顔で言われ、店員のおばちゃんにはありがとうございました、と言われ、最後にレジで会計する時にも「先ほどはありがとうございました」とまた目を見て笑顔で言われました。
お金を払う時にはいつも言われ慣れている「ありがとうございました」ですが、やっぱりビジネスで言われるのと、本当にありがとう、と思いながら言われているのでは全く違いました。
自分が誰かの役に立ったんだ、と思うと、凄くすがすがしかったですね。
これは優越感とかとは全く違う感情でした。
なるほど、ボランティアをしてる人の中にはこういう気持ちでやっている人達もいるんだろうな、ということを学びました。
いつか、暇になったら、ボランティアをやってみるのもいいかな、と思った一日でした。
