皆さんは西暦2050年において海面上昇による洪水のリスクが高い都市TOP20位に名古屋が入っていることをご存知でしょうか?(Daily Mail,2013,8/19)
昔、小学校の社会の時間に習った濃尾平野のキーワード「海抜0メートル地帯」「輪中」のイメージ通り、やはり濃尾平野は低い土地が多いようです。
それもそのはず、尾張の西暦700年頃の古地図を見てもらうとわかりますが、大々的に人の手が入る前の濃尾平野はほとんど伊勢湾に水没しており、文字通り島であった中島(今の一宮市、稲沢市)、枇杷島、津島、長島などがわずかに浮かんでいる状態だったのです。(詳細については諸説あり)
人間の土木技術が発達したおかげで我々は鈍感になってしまっていますが、自然は常に昔の姿に戻ろうとしているのかもしれませんね。