先日、映画「アデライン 100年目の恋」を見てきました。
ネタばれしてもいけないので概要だけ紹介しますが、若くて綺麗な主人公の女性がある事故で雷にうたれたのがきっかけで歳をとらなくなってしまったという話です。
それは羨ましい、と感じる方も多いかもしれませんが、それが主人公は幸せではないのです。
歳をとらないことがばれると政府の実験台にされてしまうという心配から、主人公は住所を転々とするのです。恋愛をしても、一生添い遂げることができないため、プロポーズされそうになるとその恋人の前から泣く泣く姿を消しては生きるのです。
主人公も、主人公を愛する周囲の人たちも凄く苦しんでおり、見ていて大変気の毒でした。
どうせ一緒にいても二人とも不幸になるだけだろう、と自分一人で考え、去っていく主人公に対し、そんなの相手に言ってみればいいのに、と言いたくなりませんか?
話は全く変わりますが、私はこれを見て、昔私が自動車の運転免許を取ったばかりの自分の事を思い出しました。
当時の私は近所の国道(多車線道路)での車線変更が非常に苦手でした。その国道は当時は日交通量が8万台を超えている大幹線で、車線変更しようとしても車が入れるスペースが見つからないような道路だったので非常に運転しづらかったのです。
しかし、私はある日気づきました。自分が入れるスペースがない状態の時は、逆にウインカーを出してしまえば自分の入るスペースが空くんだという事実に。
これは当時若かった自分には大発見でした。(ウインカーを出すとわざとスペースを詰めてくる車もありますが、そこには入れないんだということが分かるだけでも成果ありですね(笑))
いずれにしても、意思表示って大事ですよね。
さて、肝心のアデラインの人生の結末はどうなるんでしょうか?続きは是非恋人と一緒に映画館で楽しんで下さい。(私は一人で行きましたけどね(笑))