またパリで同時多発テロですか。
関係ない人達を大勢巻き込んで、これは絶対にいけませんね。
謹んで哀悼の意を表します。
私がテロというものを一番身近に我が身の事として感じたのは2001年9月11日のアメリカの同時多発テロです。
私はこのテロのちょうど3週間前の8月21日にニューヨークのワールドトレードセンターに登っていたのです。
あの事件で実際に自分が触っていたものが崩れ落ちていくのを見て、これは現実に起こっていることなんだ、と実感し、凍り付きました。
(写真:サウスタワー(2機目が突っ込んだ建物)から北を見る)
(写真:サウスタワーの屋上の様子)
当時ワールドトレードセンターの1階のホールに入ってまず感じたのは、全く壁や柱がなく、怖いくらい広々した空間だということでした。
後に調べてみたところによると、ワールドトレードセンターは筒のようなビルの外壁を柱とし、そこにそれぞれの階の床を吊り下げるような設計だったとのことでした。
しかし、柱がない為、一つ床が抜けてしまうとその下の床は落ちてきた床の重量と衝撃に耐えられず、ドミノのように全て下まで抜けてしまったとのことです。
世の中、何があるかわからないので、何事も余裕を持っておきたいと思いました。